2026年2月にミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックが開催されます。
千葉百音選手は、フィギュアスケート女子シングルのオリンピック代表選手です。
オリンピックシーズンのフリープログラムであるロミオとジュリエットは、どんなプログラムでしょうか。
千葉百音選手のプロフィール
千葉百音選手のプロフィール
まず、千葉百音選手のプロフィールです。
(プロフィール)
名前:千葉 百音(ちば もね)
生年月日:2005年5月1日
出身地:宮城県仙台市
所属:木下グループ
コーチ:濱田美栄、村元小月、佐藤光彬
主な成績:
2023~2024全日本選手権 2位(SP3位 FP2位)
2023~2024四大陸選手権 優勝(SP1位 FP1位)
2023~2024世界選手権 7位(SP13位 FP5位)
2024~2025グランプリシリーズNHK杯 2位(SP2位 FP2位)
2024~2025グランプリシリーズ中国杯 2位(SP1位 FP2位)
2024~2025グランプリファイナル 2位(SP2位 FP2位)
2024~2025全日本選手権 4位(SP3位 FP7位)
2024~2025四大陸選手権 6位(SP2位 FP7位)
2024~2025世界選手権3位(SP2位 FP3位)
2025~2026グランプリシリーズスケートカナダ 優勝(SP1位 FP1位)
出身地
千葉百音選手の出身地は宮城県仙台市です。
あの羽生結弦選手と同じ出身地です。練習拠点も同じアイスリンク仙台でした。
2011年の東日本大震災の後の仙台のリンクでの練習再開時、当時16歳の羽生選手が「もね~久しぶり!元気だった!?練習してた?」と幼い女の子に声を掛けていた様子がTVで放映されましたが、その声を掛けられていた幼い女の子が当時6歳の千葉百音選手でした。その後、羽生結弦選手の背中を追って、高校も同じ東北高校に進学しました。
現在の練習拠点・コーチ
千葉百音選手の現在の練習拠点は京都府の木下アカデミー京都アイスアリーナです。
2023年5月に地元仙台から移っています。
コーチは、濱田美栄コーチです。
濱田コーチは、宮原知子さんや紀平梨花選手、本田真凛さんなど沢山のスケーターを育てています。ジュニアの島田麻央選手も濱田コーチの指導を受けています。昨年、日本人コーチとしては初めて国際スケート連盟の「最優秀コーチ賞」を受賞されています。
千葉百音選手は、濱田コーチの指導を受けるために木下アカデミーに移籍しました。
高校3年まで仙台にいるか、移籍するか悩んだとのことですが、2026年のオリンピックに自分のスケート人生のピークを合わせたかったことから高校3年での移籍を決断したとのことでした。
千葉百音選手の2025~2026年シーズンの成績
千葉百音選手の2025~2026年シーズンの成績は次のとおりです。
チャレンジャーシリーズ
チャレンジャーシリーズとは、国際スケート連盟が公認する国際大会シリーズで、シーズンの本格的な開幕となるグランプリシリーズに次ぐ位置づけです。世界ランキングに関わるポイントの獲得や、上位大会の派遣基準となるミニマムスコアを獲得する重要な機会です。
千葉百音選手は、木下グループ杯、ネーベルホルン杯に出場しています。
(木下グループ杯)
SP 73.11(1位) FP 143.48(1位) 合計216.59(1位)
(ネーベルホルン杯)
SP 69.24(4位) FP 144.94(1位) 合計213.64(2位)
グランプリシリーズ
グランプリシリーズは、まず毎年10月下旬~11月下旬に世界6か国で行われる6つの大会があります。さらに上位者(6名)によるグランプリファイナルがあります。
選手は6大会のうち2大会にエントリーし、順位ポイントを獲得します。順位ポイントの合計上位6名がグランプリファイナルへの出場権を獲得します。今シーズンは、フランス、中国、カナダ、日本(大阪・NHK杯)、アメリカ、フィンランドで開催されました。グランプリファイナルは、12月に名古屋で開催されます。
千葉百音選手は、カナダ大会とフィンランド大会に出場し、両大会とも優勝し、1位でグランプリファイナルへの出場権を獲得しました。
(カナダ大会)
SP 72.29(1位) FP 144.94(1位) 合計217.23(1位)
(フィンランド大会)
SP 72.89(2位) FP 144.33(1位) 合計217.22(1位)
(グランプリファイナル)
SP 77.21(1位) FP 132.95(6位) 合計210.22(5位)
全日本選手権
2025年の全日本選手権の成績は、次のとおりです。
SP 74.60(4位) FP 141.64(4位) 合計216.24(3位)
結果、ミラノ・コルティナオリンピックの代表に選出されました。
フリープログラム ロミオとジュリエットの内容
ロミオとジュリエットとは?
今シーズンのフリープログラム、ロミオとジュリエットとは、ストーリーなのでしょうか。
ロミオとジュリエットとは、シェイクスピアによる戯曲です。
舞台はイタリアのヴェローナ。ロミオとジュリエットの家は敵対関係にありましたが、2人は恋に落ち、密かに結婚します。その後、ロミオは街頭での争いで親友を殺されたことに逆上し、ジュリエットの母親の甥を殺してしまいます。そのことでロミオは追放刑に処されてしまいます。その後、ジュリエットは別の男性との結婚を父親から命じられ、修道僧に助けを求めます。その修道僧は、ジュリエットをロミオに寄り添わせるために仮死の毒を使った計略を立てますが、その計画がロミオに上手く伝わらず、ロミオはジュリエットが本当に死んでしまったと思ってしまい、墓参りに来た伯爵を決闘の末殺してしまいます。そして、ジュリエットの墓の前で毒薬を飲んで自殺します。その直後に仮死状態から目覚めたジュリエットもロミオの短剣で後追い自殺をします。事の真相を知った両家は、和解します。
千葉百音選手のプログラム
今回の千葉百音選手のプログラムでは次の3曲でこのストーリーを表現しています。
A Thousand Times Goodnight
Kissing You
I’m Kissing You
全日本選手権でのジャンプ構成は以下のとおりでした。
3F–3T コンビネーションジャンプ(トリプルフリップ+トリプルトウループ)
3Lo(トリプルループ)
3S(トリプルサルコウ)
2A(ダブルアクセル)
3Lz–2A(トリプルルッツ+ダブルアクセル)
3Lz–2T–2Lo(トリプルルッツ+ダブルトウ+ダブルループ)
3F(単独トリプルフリップ)
後半の得点が1.1倍になる3つのジャンプに得点が高くなるコンビネーションを入れています。
ジャンプ以外のスピンやステップでも最高レベルをとれる選手であり、こちらでも得点を稼げています。
オリンピックでのロミオとジュリエット
メダル争いなどを考えますと、難易度を上げる可能性はあると思います。
トリプルアクセルという難易度の高いジャンプを飛ぶ選手も増えており、その選手たちと戦っていく必要があるためです。今回のオリンピックで千葉百音選手が今までの試合で跳んでいないトリプルアクセルを跳ぶことはないと思われますが、構成面で変更を加えることにより、より点数を稼げるプログラムに変更する可能性はあります。
なんといってもイタリアで開催されるオリンピックで、ロミオとジュリエットを演じることで、地元の観客の印象に残りやすいと思われます。オリンピックまであと少しですが、素敵な演技を期待します。
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